ホメオパシー記事が続きます。。。
サンカランのセンセーションメソッドを左脳的に整理してみたいと思います。
1. Name 病名(診断)
2. Facts 事実(症状)
3. Emotions 感情
4. Delusion 妄想
5. Sensation 自身の経験
6. Energy エネルギー
7. Higher consciousness 集合意識
例えば、西洋医学では病名と症状、1と2のレベルの事実のみに基づき対処がされます。それは部分的であり、人間を一人の個として捉えることなく、そこにある事実のみを見て別の患者に対しても同じ対処がされます。(いい悪いではなく、ここでは事実として捉えてください)
ホメオパシーでは「個」を最も重要視するため、同じ症状、病気でもその方によって選択されるレメディが全く違います。よって、1、2、だけでなく、その方が 3.感じている感情、4.自分が生きる社会に対して抱いている妄想(世の中は怖いものだ、等)などを知った上で処方レメディを選択するのですが、Dr Sankaran のセンセーションメソッドでは、妄想からさらに奥深く、5.その方特有の経験、6.その方が持つエネルギーといったレベルまで踏み込むことで、シミリマム(宇宙に一つのあなたのエネルギーにマッチしたレメディ)を追求し処方します。
何万人という重症患者を救ってきた Dr Sankaran は元祖ハーネマンの教えの上に、最新のホメオパシーの研究(鉱物レメディ周期表アナリシス、植物レメディのグループリサーチ、動物レメディのサブキングダムリサーチ、マヤズムアナリシス)等を統合させ独自のメソッドを作りました。
1,2,3 のステージは左脳にて認知している事実
4,5,6 のステージは右脳で感じるもので言葉にするのが難しい部分
1,2,3 だけに頼っていてもシミリマムの実現は難しく、4,5,6 に傾倒しても同じだとのこと。
左脳と右脳、男性性と女性性、陰陽の統合、すべてにおいてはバランスが必要なのですね。
クライアントさんのレベルによりポーテンシー(レメディの希釈度)を確定し、妄想、経験、エネルギーからキングダム(動物、鉱物、植物)を選択し、行動やくせなどからマヤズムを認識し、レメディを選別していきます。エネルギー的にマッチするレメディを見つけたら、そのレメディをリバースレパートライゼーションという辞書の逆引きのような形で実際の症状と合致することを確認します。
画一化された西洋医学の対処療法は、緊急時、瀕死時には大変有効でその効力を発揮しますが、結果は短期的であり、長期的な解決=治癒ではありません。さらに緊急時、瀕死時以外において乱用状態になってしまっているため、医原病(薬や医療行為が病気の原因となる疾患)が増える一方です。
一方、ホメオパシーのような統合的な医療は、症状が起こした根本となるストレスや気質、パターンを認識し、同種のレメディがエネルギーレベルへ呼びかけるため、根本治癒が可能になることもあるのです。ホメオパシーの症例には現代の西洋医学で治癒は不可能とされるケースの患者さんが回復されたケースがたくさんあります。しかし長年抱えてきた肉体症状、気質、パターンを変えるには、現実的には時間がかかること、クライアントさん自体が依存ではない治癒の責任者になる覚悟、ライフスタイルや環境を変える覚悟や努力も必須になります。