バイタルフォースって何でしょう?
バイタルフォースとは、生命力、治癒力、自然治癒力、などと訳されており、誰にでもある治癒力と理解されています。私は自分の経験、体験、観察、そして知識から、もっとそれ以上の目に見えないもの、それぞれの魂の美しさ、微細さ、壮大さをも含めた、その魂のあるべき姿に導く力なのではないかと思っています。
治癒力という解釈の元では、元々私達には生まれ持った生命力、治癒力があり、バイタルフォースは、環境や状況により影響を受ける身体や心を元の健康な状態にもどすために様々な症状を出してくれています。
寒ければ、毛穴が締まり体温を逃がさないようにしたり、ウィルスが侵入すれば鼻水を出したり、熱をあげることで、環境に対応し健康な状態に戻そうとします。
感情も同じです。悔しい思い、怒り、悲しみ、すべてはバランスを整えるための、もしくは本当の自分として生きるためのサインなのです。
このような素晴らしい自然に与えられた治癒力があるにも関わらず、現代の社会では、体の症状を “悪いもの” と捉え、鼻水が出れば止める、熱が上がれば下げる、また泣くことはよくないこと、男が泣くのは弱い証拠だ、等の社会的信念やモラルも加わり、バイタルフォースを抑制してしまいます。
体からのサイン、感情、等の素晴らしい自分を知るツールを、知らずに放棄してしまっている状態とも言えますね。
身体的症状を抑制しすぎることで、本来の役目を果たせない体は異常を起こします。異常の原因を見ずに、さらに異常を薬等にて対処することで、さらにバイタルフォースを弱めることになります。
私達の体と感情は素晴らしい宇宙からの贈り物で、無限大の可能性を秘めているのに、自分のバイタルフォースに信頼がないため、ツールを外へ外へと求めてしまいます。
体からの声を聞く、そして感情も素晴らしいツールです。
よい感情、わるい感情、なんてないのです。
すべての感情に意味があるのです。
誰かの言葉によって起こる感情。
何かの出来事に対する感情。
ジャッジするのをやめて、どこから、なぜ、その感情が湧いてくるのか、じっくり考察してみるとおもしろいですね。
“自分” のいろいろなことが分かります。
こうでなければいけない自分、ではなく、本来の自分を探してみませんか。
“本来の自分” が分かれば、分かるほど、体も心も楽になります。
自分の、または家族の、バイタルフォースを信頼してみませんか?
あなたが生まれて来た意味を知り、魂の喜びに素直になり、生きる選択をすると、不思議なことが起こり始めます。
豊かで喜びに溢れた生活、痛みや苦しみのない生活、楽しくてバイタリティーに溢れた生活、をすることは簡単なことなのです。